●第6章 ディレクターズ・アタック!

ちょっと待ったぁ!文章中に左のアイコンがあったらクリックしてください。 このプロジェクトに巻き込まれたある方の心の叫びが聞こえます。

ボトルの一件は解決したものの、実は映像についてはこの時点でまったく手付かず。
隊員たち自らが出演して実写の映像を撮るなんつぅ、すんごい話になっていたような…。

11月某日 新宿。
仕事のため欠席した4号(映像監督)をのぞいて、2号、3号、5号、そして マニクラ部長の4人が新宿の喫茶店「西武」に集結していた。
5号がざっと書き上げた映像のシナリオを読みつつ、映像をどうするか話し合うためだ。

5号が必死の思いで書き上げた映像シナリオに ここへ来て4号(=映像監督)のダメ出しがっ! 「これ、時間的に無理やで。みんな演技するの無理やろし」 ……玉砕!

まずいことにその前日、代表から 「流す映像のために式場でプロジェクターをレンタルしたからねー。」との連絡があったばかり。
喫茶店「西武」で、頭を抱える2号、3号、5号、そしてマニクラ部長。
だが、尻に火がついた我らとそとそ隊は一味違う!

時間がない>1シーン・1カット撮影>舞台>演劇>役者は無理>人形劇!

なんだかこんな感じで急遽人形劇に、路線変更。
すでに11月も半ば。あと1ヶ月も無いというのに。

とにかく脚本を書き直さなければいけない。
そして人形を手配、舞台にて撮影、音入れ、編集。だぁぁぁぁっ!時間ねぇーっ!
ちょっと待ったぁ! メンバーには細かく役割分担、そして人形(5号独断でファーファに決定!)の衣装制作は、 マニクラ部長にお願いして、そのまま撮影当日になだれ込むっ!
みんなが集まれる日も限られるため、まさに超強行スケジュール。
あー、もぅ。いつもながら無茶苦茶ですがな。
でも、このフットワークの軽さが、とそとそ隊のいいところ?