●第6章 メイキング・その3

さて、いよいよ組み立てに入るわけだが、こんなこともあろうかと?その様子を撮影しておいたので、参考にしながら見てほしい。

まず仮組みしてみる。

ノーマルチョイのハンドルは案の定SSと同じ規格で、取付に問題は無いことが判明。やったね〜。ところが、思いもよらない問題が立ちはだかる。
メーターステーの位置が低く、無理に取り付けるとメーターケーブルの差込口が干渉してハンドルが回らないのだ。ステーを溶接しなおすなんて案も出るが、溶接後再び塗装する必要が生じるために却下。

う〜ん、このくらいメーターを上にあげれれば、なんとかなるかもね。

ウインカーをライト下に設置するためのステーを購入しにドライバー・スタンドへ。
 ⇒http://www.driverstand.com/index.html
カッティングシートもここで購入。1号曰く、3M製がいいんだそぅだ。カウルの色に合わせて、オレンジ色した文字盤のスピードメーターにしたいね?なんて案もでるが、金銭的に無理なので却下。だいたい150キロ刻みのメーターなんかつけてどうする!チョイノリは頑張ったところでMAX35km/hだゾっ!(笑)

ところが肝心のメーター取付位置をかさ上げするのに丁度いいパーツがみつからない。急遽3号ご用達のホームセンター・ドイトへ行ってみることに。
 ⇒http://www.doit.co.jp/
おぉ、あるじゃん!これだよ、これっ!さすがっドイト!!
購入したアイテムをうきうきで持って帰り、再び作業を開始する。

ハンドルもカウルも、フェンダーまでも取り外したところ。
丸見えのキーシリンダーがチョイ恥ずかしい。
写真の右側、ドラスタで購入したウインカーステーをフロントフォーク部に取り付けているのは2号。

ドイトで購入したパーツでゲタをはかせたメーター部のアップ。
およそ47mmのかさ上げに成功。2つ開いている穴の片方は長穴になっており、実に素晴らしいパーツではあるが、むき出しのその見てくれはあんまりでしょな感じだったので、その前面に、設置場所がなくて困っていたホーンをつけたらこれがちょうどよく収まっちゃいました。てへ

ノーマルチョイのハンドルをとり付けて、ハンドル周りのケーブル類を整理する。
メーターケーブルのみ少々長いものの、ケーブル類の長さは概ねOK。う〜む、素晴らしいパーツの互換性。
写真右側はまさかスロットルグリップの移植であんな目に会おうとは、まだ夢にも思っていない1号。

1台のバイクに4人がかり。
想像したよりはるかに効率よく、分担して作業を進めている一同。
ドイトで蛍の光を聞いてしまった気もするが、ようやく完成形が見えてきた。
いぃんだろうか、こんなに順調で…。


整理したはずのケーブル類の取り回しにまだ無理があるのか、前後のカウルがどうしても噛みあわない。
いっそのこと、カウル上部を切ってしまおうかという案も出るが、美観を損ねるとの理由から却下。再度カウルを外しては結束ベルトで締めなおすこと数回。


こうして、ついに世界で1台のバイク、「ハーレーダビッドソン スピードスター50チョイ!」がここに完成した!!