〜Impression〜
本庄サーキット

2005年春に新設された、埼玉県内初のサーキットです。関越道の本庄児玉ICから15分と、 首都圏からのアクセスも非常によく、TVドラマ「エンジン」のロケ地としても登場した、注目のサーキット。 全長1100m、コース幅は12〜15m。
土手の上の観覧席からは、コースが一望できます。

走ってみました
フリー走行枠もありますが、管理人は1日専有で走行会を開催し、じっくりと見てきました。
3つのヘアピン形状のコーナーと、最終コーナーで4つの区間に分けられる、ストップ・アンド・ゴーなコースレイアウトは、最終コーナーから2コーナーまでがパワー勝負、インフィールド〜後半はテクニカルと二つの顔を持つコースです。 タイムは、初心者〜中級者で50秒が一つの目安でしょうか。コースレコードは44秒だそうです。 メインストレートエンドでは140〜150km/h位と、意外にスピードものります。
HPの写真では、エスケープゾーンが少なく安全面にやや不安を持ちましたが、最終コーナーを除けば、 サンドトラップが高く盛られていたりして、問題はあまりなさそうです。
この手のミニサーキットにしては、全域でコース幅がかなり広めです。縁石は全て踏んでいきましょう。

コントロールラインを通過し全開のまま1コーナーを抜けると、長いストレート。
2コーナーはかなり奥が広く、多少突っ込み過ぎてもまぁ安全かと。 最初は0〜200m用?の電光掲示板が、ブレーキングの目安になると思います。
コース幅一杯につかって2コーナーを立ち上がり、インフィールド区間へ。左の縁石に触って、右側一杯にふくらんでいきます。
最大の難関である、DUNLOPヘアピンへのアプローチ。クリップを奥に取って、立ち上がり重視で。正面に緑色のクラッシュパッドがありますが、パッドの手前にはかなり高くサンドトラップが盛ってありました。
これが、DUNLOPの看板です。クリップに早くついてしまうと、車がDUNLOPの「P」に向いてしまいます。 クリップを奥にとって、立ち上がりは「D」より左を目指しましょう。
DUNLOPヘアピンから、奥のヘアピンまでの区間はS字形状ですが、右〜左と縁石を踏んで直線的に。
奥のヘアピン旋回中。ここも奥が広くなっています。最終手前のS字に備え、左側幅一杯使って立ち上がりましょう。
右〜左とつづらおりのシケイン。結構速度がのる区間なので、最初は控えめに。205ではギア比がイマイチ合わず、シケイン手前で2→3速にショートシフトしてみました。
S字立ち上がりでは、右一杯に。ここから最終コーナーに向かって、左へよっこらせっと。ここからの区間で車のバランスを崩すと、最終コーナーで・・・ですので、しっかりアクセルを踏んで体勢を整えて。尚、ここの右外側にも、サンドトラップが山盛りになってました。
最終コーナーの進入です。オープン当初はクラッシュ多発地帯でしたが、ブレーキとターン印の目印にと、左側にパイロンが3本立って、アクシデントは減ったとか。ここは、最初は余り無理しない方がいいと思います。タイムを詰める場合の攻略は最後に。
最終コーナー立ち上がり、コントロールライン。上級FR車の方は、カウンターあてながら格好良く通過してました。

計測システムについて
フリー走行では、LAP CHARTの印刷は有料だとか・・・でも、計測器に印字されている番号を控えておけば、 MyLaps.comで、自宅PCから こんな風にLAP CHARTを見ることができます。

URLの「transponder」に計測器のシリアル番号、「Date」に走った日付を打てば、OKです。

気になったところ
オープン当初から指摘する声がちらほら聞こえていたのですが、4ヶ月経った時点でも、改善されない点もいくつかあります。

  1. コースオフィシャルの質
    ここのオフィシャルは、砂利等でコースが汚れたら、ホウキで掃除をしてくれます。


    現時点(2005/8)では、それ以上は期待しない方が無難です。
    黄色の旗は危ないらしいのですが、赤い旗の意味はよく判っていないようです。 走行セッション中は、へたくそが走っているのは見ていられないらしく、後ろを向いたり、日陰で休んでたりします。 コース上でエンジンSTOPし立ち往生した車が出ても、旗も出さなければ、無線連絡も入りませんでした。この時は、主催者が慌てて赤旗掲示を無線で依頼しましたが、その間約2分半、なんの行動もありませんでした。
    筑波2000あたりで、オフィシャルの勉強をしてきて欲しいものです。

  2. ポスト
    ピットロード出口(1コーナー)の外側に、このオフィシャルは居ますが、いくらコースがフラットで見通しがよいと言っても、 1箇所では心もとないです。 DUNLOPの看板付近にポストを立て、インフィールドに向かう車と、最終コーナーに向かう車、 両方にフラッグを掲示できるようになればベストだと思うのですが・・
    せめて、各ヘアピンに、TC1000のような黄/赤の回転灯の設置は、欠かせないと思います。

  3. 路面
    コースウォーク時に確認したのですが、新しい割には、意外と荒れてました。ボコボコです。 ドリフトが解禁になり、さらに荒れてしまう事が懸念されます。

  4. 電光掲示板
    HEROしのいと同じ、AMB制の計測システムの電光掲示板ですが、最新のタイムが、一番下から表示されていくのは、 走りながらでは見づらいと感じました(実際、私はアタック中のタイム確認はできませんでした)。 HEROしのいは、上からだったと・・・
    さらに、一番下のタイムは、パドックのメインエリア、PITロード脇からだと、クラッシュパッドで隠れて見えないのです。
    那須MSLのように、車中から見易い場所(もう少し先)へ移設されるとベストだと思いますが、せめて表示の順番は、是非とも変更して欲しいものです。
安価なコースライセンス料金設定で、フリー走行枠を設けているので、 初心者や未経験者が数多く訪れる可能性が高いであろうと考えると、1と2については重大な問題です。 特に、これからモータースポーツを始めようという人には、最初に安全に対する意識をしっかり持ってもらう事は必須です。 死傷事故が起きてからでは、遅いのですが・・・

ハード面はとてもいい印象を持ちましたが、それだけに、ソフト面の充実、改善を願って止みません。

初心者でフリー走行に行かれる方は、ベテランさんと同伴される事を、強くお勧めします。


Home>> Circuit> Impression> HONJYO Circuit