●第3回:「人込み≒人ゴミ?」
「もちろん世界中がしあわせになれればいいけどどうやら僕達は増えすぎた…」
(♪鉄の月/ブランキージェットシティ)
温泉に行ってきた。
福島県東山温泉にある明治6年創業の純和風旅館「向瀧」。
平成8年10月1日施行の文化財保護法で「文庁・登録有形文化財」の第1号物件として登録されただけあって、明治の頃からコツコツ建て増しを重ね、数十年かけて磨きあげられた廊下やいろんなテイストがまじりあった珍しい意匠…。
そんな素晴らしい旅館なのに、たまたま宿泊客も少なく、廊下ですれ違う人とはお上品に軽く会釈を交わす程度。もちろん上げ膳据え膳だから、のびのび〜&だらだらだら〜
ごちそう食べて→温泉入って→珈琲飲んで→温泉入って…の繰り返し!普段の日常生活って何て煩わしいのかしら!あぁ、しあわせぇ〜
「あぁ〜えがったぁ〜」と満足しつつ高速バスで一路東京へ。
グーグー寝ちゃって、目が覚めると、もうそこは新宿。クリスタルな大都会に戻ってきたわけですの。
そんで買い物する為そのまま新宿タカシマヤへ行きました。で!愕然としたわけ。東京ってこんなにヒトが多かったっけ?って。
ま、日曜の午後ってこともあろうけど、どこに行ってもヒト、ヒト、ヒト。
女子トイレはどの階も並んでるし、メシ屋はどこも満席。
その上、待ちに待ってやっと来たエレベーターも満員!うきゃー!たすけてー!
なんで?なんで?なんでなんじゃーい!!!
ま、そんなこというてても少子化&高齢化でヒトは減っていくのでしょうかしら?
多分みんながそう思ってて、そう思いつつもガマンしてるんだろうね。
とりあえず買い物は空いてるときにしとこか。
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