●第1回:おもろいやんけ!自販機大国日本
いやぁ、まだまだ暑いですねぇ。今回はそんな時にいつも目の前にあって私達のノドの乾きを癒してくれるジュース自販機の話です。
10歩ほど歩けば次のに行き着くほど沢山の自販機が設置されていてなんとなくそれが当たり前のような気がしていますが、日本だけなんですよね、こんなに沢山あるのは。置いてあった場所も昔はたばこ屋さんなどにせいぜいひとつぐらいしかなかったものがいつのまにか民家にまで。もちろん自販機一台の値段も安くなり取り扱い業者も増えたからなんでしょうけど、なんだか自販機がない街を歩いたりすると日本じゃない感じがするぐらい、日本=自販機っていうのがあたりまえになっとります。
デザインもいろいろあって、昔風の厚いやつから薄いタイプ、取り出し易いのから取り出しにくいタイプ、旧500円硬貨しか使えないのや新500円硬貨しか使えないタイプなど様々です。病院に設置されていたタイプでは、受け皿がついててお金を投げ込めばするすると入っていくような、体が不自由な人でも使える自販機まであったりしていろいろ考えられているようで。
そういえば昔はHOTとCOOLの間にある商品を買うと冷たくなきゃいけないはずのものが温かったりしてましたが、今はそんなことはほとんどなくなりました(遠い目)。あ、それと当たりつきの自販機もありましたけど最近見かけません。あと自販機なのに缶だけじゃなくてペットボトルまで売っているようになってたりマジックハンドがついていて番号押すと陳列されてる商品を取りに行ってくれるゲームセンターのような新型自販機や紙コップが取りやすい位置にせりあがってくる親切マシーンなどなど、自販機も流行り廃りがあったり、もしくは進化・改良されてたりするようですね。たしかにコンビニなどの競争相手に勝つためには目新しさや便利さなどの技術は大切なんでしょうけど、だんだん機械としての愛嬌はなくなってきたような気がします。
昔、角にあったビンの自販機の、窓を開けてビンを引き出し横についてる栓抜きでシュポンと栓をぬくアクションが大好きだった私は、そういうのをどこか少し懐かしく思ってしまう今日この頃でした。
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