日光サーキット

天候:曇り / コース状況:ドライ   20分 X 5本

さて、今シーズンの開幕戦。前回の走行会からおよそ3ヶ月のブランク。
昨年の7月の走行では結構乗れていたと思うので、その時程に乗れなかったら、或いはタイムが落ちてしまったら、という不安はある。しかし、前回に比べると少なくともステアリング操作は上達したはずなので、多少なりともタイムが上がる要因もあるのだが…。
D氏に提示されたこの日の目標タイムは"47秒台"。ハードル、高くない?

1ヒート目。先ずは"走る"感覚と、コースを思い出す為の完熟走行。
おおよそは思い出せただろうか。しかし、1〜3コーナーのラインと減速、シフトダウンのタイミング、そして8〜9コーナーの走行ラインは曖昧なまま終了。確か前回のタイムは49秒台中頃だったっけ…?
< タイム: 50"550 >

2ヒート目。思い出せなければ試してみる。
1コーナー進入までは3速、3コーナーの進入(〜7コーナーの脱出)は2速。さて、1、2コーナーの進入、3→2のシフトダウンはどちらでするのが良いのだろう。
1コーナーの進入。減速とシフトダウン、ブレーキは少し残しながら方向転換。その後は一瞬でもアクセルを開けるぞ、さあ、踏め!軽めにブレーキを踏んで2コーナーは手前から進入、2〜3コーナーはインちょろのライン、アクセルを少しでも開ける機会を窺いながらごまかしてみる。
< タイム:49"275>

「高すぎるっ!」2ヒート目終了直後のタイヤの空気圧はフロントが2.9kg/cm3。(冷感2.4kgでスタート)
温感で2.5kgちょいに調整、同時にショックの減衰力は硬めに(してみたかった)。
今回は1〜3コーナー、教わった走り方を試してみよう。
即ち、シフトダウンは2コーナーの入り口。この入り口は奥目(=2コーナーは捨てる)、素早く向きを変えて3〜4コーナーは真っ直ぐにラインをとって立ち上がりを重視。
(;;・∀・)。怖イデスネ…。2コーナーを過ぎた後、横Gが残った状態から内側に向きを変えて、重視すべきはその立ち上がり…。クルマも目も回りそう。なかなか上手く向きを変えて4コーナーに向けてアクセル全開で立ち上がれないデス。
< タイム:47"896(当日ベスト)>

ここで最近青くなってしまった202に同乗させてもらう。
「ここは乗せてもらった方が早く上手くなる」。
2、3周後、タイヤが温まってきてびっくり。全体の周回速度域もなのだが、Sタイヤのせい?スリットローターのせい?なんでこんなにきっちり減速できるの!体勢も乱さずに!特に10コーナー手前の鬼のような減速っぷりったら!ナニコレ?
それから9コーナーのCP、クルマの角度が少し違うのね。リヤタイヤが踏んでいる路面が違うもの。ここでこの角度を向いているということは…。

4ヒート目。タイヤが違うことを差し引いても。明らかに自分はまだブレーキが踏み足りないのだろう。10コーナー手前の鬼減速、直線部分での減速くらいは頑張ろう。アクセルオフのタイミング、ブレーキ踏み始めのタイミングをホンの少し遅らせるよう我慢してみる。(怖いよ、ママン)。と言う事は?6コーナー手前のブレーキングももう少し頑張れるかな?
そう言えば、相変わらず8コーナーは進入でブレーキを踏んでしまう、アクセルオフだけで行けるはずなのに。何のためのブレーキ?荷重移動の為?全開からのアクセルオフでは足りないと言うのか?はい、荷重の変化が解り難いんです、床までアクセル全開になってないんです、やっぱり怖いんです…。
1〜4コーナー、自分の今の車速なら、シフトダウンは1コーナー入り口で済ませてしまう方が、その後アクセルを開けた時の回転数が美味しいなぁ。シフトダウンの作業が減れば、練習課題である2〜4コーナーも少しは楽になるし。
タイヤなのですが。空気圧を下げてみて、数周走って温まったところはとても気持ちよく走れるのですが、後半になるときゃーきゃー情けない音をあげ易くなったように思うのは何故でしょう?グリップ力が落ちたようには感じなかったのですが。
< タイム:48"027>

泣いても笑っても、最終5ヒート目。
「11コーナーの手前、もっと手前からクルマを白線の外側に落としていいよ」。
そこ(も)ねぇ、難しいよねぇ。クルマを落とした状態でブレーキ、残しつつステアリングを切る。上手く決まればフロントがくるりと内側を向く(多分リヤが流れている)のだけれど、リヤが毎回好き勝手に暴れるのよねぇ。で、アンダー出たりアクセル踏めなかったり。
それにしても。1ヒート20分って、結構長いなぁ…。300km/h近い速度で富士を周回するGTドライバーって、化け物じゃん?
< タイム:48"776>

調べてみたら、前回の走行からおよそ1.8秒のタイム短縮。良かったぁ〜。
と安心してはいけないのだ。課題(相変わらず)、
  減速が下手。ブレーキを踏む力加減。或いはブレーキの残し方、残すところ残さないところ。
  シフトダウン。未だにシフトミスをしているなんて、恥ずかしい。ヒール&トゥもきちんと身につけましょう。
少しは運転に余裕が出てきたと思っていいのだろうか。以前のようにただ単に気持ちが高揚して消耗するということは減り、走りながら意外と冷静に頭で考えることもできている様子。
教わったり思いついたり、なかなかにまとまらない走りっぷり、まだまだ練習だよね。

ああ、焼肉食べたいなぁ。



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